2010-10-07

借金整理は、借金をいかに減額するだけではなく、相談者の方のそれぞれの事情を考慮し、借金相談しなければ、相談者の方の生活を守ることができません。

そこで、保証人がついている借金がある方の債務整理について、ご説明します。

保証人がついている借金について、利息の引きなおした結果、過払い金が発生したのであれば、債務整理としたとしても、貸金業者から請求されることはありません。

しかし、利息の引きなおしをしても、借金が残った場合、保証人は、原則、一括請求されます。

保証人から従来どおり分割弁済をするような交渉も考えられますが、業者、担当者、状況にもより、必ずしも、認められるものでは、ありません。

このように、保証人に迷惑をかけたくないのであれば、保証人が付いた借金を外すことになりますが、自己破産、民事再生では、すべての借金を対象とせざるを得ず、任意整理の方法によらざるを得ません。

ただし、任意整理であれば、月々の弁済金額が多くなる場合もあり、当然、自己破産より返済はきつくなります。

任意整理とは、裁判所を通さずに弁護士・認定司法書士が消費者金融、信販会社等貸金業者と直接交渉し、原則、これからの将来利息をカットした上で月々の返済金額を下げた和解契約を締結することを言います。

たとえば、貸金業者との29.2%の利息で契約されている場合利息制限法の範囲内の利息(15%から20%)に引き直しをして借金を減額します。


そこで、保証人に状況を説明し、保証人に債務整理等何らかの対処をしていただくか、任意整理であっても、原則、将来利息をカットしますので、任意整理でがんばっていただくか、判断していただくことになります。

住宅ローンの保証人につきましては、民事再生であれば、従来どおり支払っていきますので、保証人が業者から請求されることはありません。。。。。

借金問題・借金相談ガイド|司法書士杉山事務所


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タグ:保証人
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